“自転車部隊”が初めて参加

abalone2010-04-07

初めて見た光景。

“自転車部隊”が初めて参加 前橋 春の交通安全運動出動式

春の全国交通安全運動が六日始まり、県警は各地で交通安全を啓発するイベントを開いた。「無くす事故 群馬の道から わが身から」をスローガンに、十五日までの十日間行われる。
 前橋市の県昭和庁舎前では県警本部の出動式が開かれ、交通機動隊などのパトカーや白バイとともに、初めて高校の自転車競技部や県サイクリング協会の自転車三十二台が参加。「交通安全」のたすきをかけ、白バイの先導で市内をパレードした。
 昨年、県高校総体ロードレースで初優勝し、インターハイに出場した高崎工業高主将の多胡博章さん(三年)は今年二月に練習中、自動車に衝突され、左足を打撲する事故にあったばかり。「自動車も(競技のことを)理解して運転してほしい。自転車の側でも無灯火で歩道を走る人が多くて怖いし、危ない」とマナーの順守を訴えていた。
 今年の死亡事故は五日現在で二十件で死亡者二十二人。昨年よりも四件三人少ないが、死亡者の半数は高齢者が占める。同運動では子どもと高齢者の事故防止、自転車の安全利用の推進などを重点に掲げている。 (川口晋介)
◆新社会人が安全呼び掛け みなかみ
 みなかみ町政所の国道17号・月夜野道路情報ターミナルでは六日、沼田署と交通関係団体の計約百人が街頭指導を実施。新社会人八人もドライバーに啓発ちらしやグッズを渡して交通安全を呼び掛けた。
 参加者を前に、同署の関谷渡志雄署長は「新一年生や新社会人が増えるこの時期、地元の協力を得て安全運転を推進したい」とあいさつ。新社会人の一人で川場村谷地の角田龍之介さん(18)が「今年、運転免許を取りました。交通ルールとマナーを守ります」と決意を述べた。
◆市観光レディーもチラシなど配布 安中
 安中署は六日、同署前の国道18号など市内三カ所で交通安全の街頭指導を実施した。
 交通安全団体の関係者のほか、市観光キャンペーンレディーの木村和希さん(21)と青山香澄さん(20)の二人も参加。通り掛かった車のドライバーに交通安全チラシなどを配り、「安全運転をお願いします」などと呼び掛けた。二人は市内のスーパーでも買い物客に同様のチラシなどを手渡し、交通安全運動の周知・啓発を行った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20100407/CK2010040702000134.html