新種ハゼ「アキヒトイ」命名

最後の「イ」の意味は?

新種ハゼ「アキヒトイ」命名 豪研究者、天皇陛下に敬意

オーストラリアの研究者2人が、新種のハゼの学名を天皇陛下のお名前・明仁にちなんで「プリオレピス・アキヒトイ」と命名し、日本魚類学会の英文雑誌に発表した。

 ハゼの研究者でもある天皇陛下は26年前の皇太子時代、このハゼに「コクテンベンケイハゼ」という和名を付けていた。研究者2人は今回、世界の生息域などを調べ、新種として発表するに当たり、「リスペクト」の思いで学名に陛下の名を入れたという。

 「アキヒトイ」は背びれや尾びれに黒い斑点があるのが特徴で、全長が6センチほど。房総半島や沖縄、オーストラリアなどに生息している。宮内庁によると、陛下は今回名付けた2人と数十年の付き合いがあり、研究用の標本も陛下が貸し出したという。

 これまでに学術雑誌に掲載された陛下のハゼの論文は約30本に上り、今回のように新種の学名に名前が使われるのは5例目。自身で学名を付けたハゼも8種類あるが、自分で自分の名前を入れたことはないという。

http://www.asahi.com/national/update/1203/TKY201012030701.html