エビ・カニ水族館閉館へ

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エビ・カニ水族館閉館へ

すさみ町長  運営委託金打ち切り表明 財政難、公費投入に批判
来年3月末で閉館される見通しとなった町立エビとカニの水族館(すさみ町江住で)

 すさみ町の橋本明彦町長は15日の町議会で、町立エビとカニの水族館(同町江住)について「3年間の見直し計画の最終年であり、2011年度は運営委託金を予算計上しない方向で考えている」と述べた。町の委託金なしでは同館の維持は困難で、来年3月末で閉館される見通しとなった。

 同水族館は南紀熊野体験博(1999年4月)に合わせ、閉店したレストランを改造してオープン。運営はダイビングサービスなどを手がける東京の企業に委託した。同町沖で捕獲された甲殻類を中心に約80種500点を展示。年中無休、入館無料で運営を続け、今年3月までに約37万2000人が入館した。

 国内で初めて確認された種を公開したり、シーズンごとに特別展も企画。地元の児童・生徒の調査研究にも協力している。町のPRに貢献していると評価する声がある一方で、直接的な経済効果が見えないこともあり、町内からは財政難のなか、公費を投入することに批判もあった。

 このため、町では、「自立運営を促す」として08年度から企業への委託金を段階的に減らし、3年後に廃止することを決めていた。

 当初、年間720万円だった委託金は、昨年度は270万円に減額。入館協力金と合わせても収入は460万円になった。同館側もスタッフを必要最小限の3人に抑え、夏休み中には他県で移動水族館を開くなどして収入源を開拓。耐用年数を超えた水槽や周辺機器の更新には、寄贈を受けるなど徹底して経費節減に努めてきたという。

 同館の森拓也館長(57)は現在、海外出張中で不在だが、今年4月、読売新聞の取材に対し、「すでにやりくりは限界。委託金が打ち切られれば、館の存続は不可能になる」と話していた。

 橋本町長は「観光振興や情報発信への努力は感謝しているが、施設の老朽化や経費面からも、運営会社とは閉館する方向で協議を進めている」との方針を示した。閉館後、研究拠点を町内に置きたいとの意向が会社側からあったことを明らかにし、「側面から協力していきたい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20100615-OYT8T01171.htm