西湖ごみ回収500キロ

ぼちぼち、そんな時期だねぇ!

河口湖・西湖ごみ回収500キロ

 「ごみゼロの日」の30日に合わせて富士河口湖町の河口湖と西湖で行われた清掃イベント「Fujiyamaまるごと清掃」(読売新聞東京本社後援)。この日は計約500キロのごみが回収されたが、富士北麓(ろく)5市町村で2009年度に回収された不法投棄のごみの量は6トンで、06年度の89トンから激減しており、関係者は富士山を中心とした環境への意識の高まりに確かな手応えを感じている。(松本将統)

 横浜市山下公園などの海底でダイビング清掃を行っている市民団体「海をつくる会」のダイバー20人が湖底約10メートルに潜った。空き缶やペットボトルと並んで多く回収されたのは、ブラックバス釣り用のさおやルアー、ワームなどの疑似餌。それ以外にもボートやビーチパラソル、小便器なども湖底から拾い上げられた。

 湖岸では、富士山の清掃活動に取り組むNPO法人「富士山クラブ」のメンバーら約45人が湖周辺から集めたごみとダイバーが拾い上げたごみの分別作業に追われた。

 富士山クラブは月に1回、富士山麓で清掃活動を行っており、29日は海をつくる会のメンバーとともに青木ヶ原樹海エリアの清掃活動をした。タイヤや冷蔵庫など目に見えるごみだけでなく、土の中に埋まっていた注射針などの医療廃棄物も回収。55人による1時間半の活動で1・5トントラック2台分を回収した。

 6年ぶりに参加した栃木県壬生町、主婦山口由季さん(32)は「以前はゴミが目に見えるところにあったが、今は土を掘ってみないと出てこないくらい。ごみ拾いが『ごみ掘り』になった」と笑顔で語った。愛知県小牧市から訪れた介護士、林本由美子さん(56)は「この活動が全国に波及してもらえれば」と話していた。

 富士山クラブは1998年から富士山周辺の清掃活動を始め、延べ約3万3000人が参加し、山梨・静岡両県で回収したごみは370トンを超える。

 県環境整備課は富士北麓5市町村で09年度に回収された不法投棄ごみの量は6トンで、06年度の89トンを大きく下回っていることを指摘し、「富士山周辺の地域は民間レベルの意識が高く、清掃活動が活発に行われているからだろう」としている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20100530-OYT8T00658.htm