映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」

映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」
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映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」岡村隆史さんが来福
映画「てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜」の公開に先駆けて4月16日、同作主演の岡村隆史さんが来福、会見を行った。
世界で初めて養殖サンゴの移植・産卵に成功し、2007年環境大臣賞と内閣総理大臣賞を受賞した金城浩二さんの実話をベースに映画化。成功している飲食事業を手放し、環境破壊や温暖化の影響を受け、死滅しつつあるサンゴ礁の再生に人生をかける主人公・金城健司を岡村さん、健司を支える妻・由莉を松雪泰子さんが演じる。
「ムービースター岡村隆史です」と第一声。健司役のオファーが来たときは「本を読んで感動したので自分にできるか考える前にすぐにやりたいと伝えた」と岡村さん。「台本を読めば読むほど、役者じゃないけどできるかなと不安になった」というが、「共演者の方に助けてもらいっぱなしの撮影だった」と振り返る。
ダイビング好きという岡村さんだが、同作で初めて汚染されている沖縄の海の現状を知ったという。「作品を見て、協力してくれる人が少しでも増えれば」。
「役者ではないので気になる点があるかもしれないが、心温まる作品になった。こんなすてきな作品に出られるのは最後かも。また妖怪役に逆戻りのはず」と笑いを誘った。
同作は4月24日、ユナイテッドシネマキャナルシティ13、ソラリアシネマなどで公開。
さまざまな地域で「まちづくり」や「ひとづくり」の活動を実践する若者を顕彰する2007年度「人間力大賞」(日本青年会議所、NPO法人人間力開発協会)の表彰式が1日午後、横浜市の大さん橋ホールで行われ、養殖サンゴの移植によるさんご礁の保全・再生に取り組む金城浩二さん(37)=沖縄市=がグランプリ(内閣総理大臣奨励賞、環境大臣奨励賞)を受賞した。沖縄からのグランプリ受賞は初。金城さんは「私たちの活動が認められた。沖縄の海を守るため、今後もサンゴ移植の仕事を続けたい」と話している。
海洋環境の保全や地球温暖化の防止を図るとともに、普及啓発活動を通じて環境保護意識の向上にも寄与する金城さんの取り組みは選考委員会で高く評価され、グランプリ受賞が決まった。
金城さんは独学でサンゴ養殖と移植を習得し、1999年から実験的に移植に着手。03年から始めた北谷町沖でのサンゴ再生活動では今年6月、サンゴの産卵が確認された。現在、沖縄市でサンゴ養殖・移植を行う「海の種」を経営している。
移植したサンゴがオニヒトデの被害に遭うなど失敗も重ねた。金銭的にも苦労したが「サンゴを守る父ちゃんがかっこいい」という小学6年の長男、寿気也(じゅきや)君の励ましにも支えられた。
今回の受賞について金城さんは「開発行為による海岸の消滅、地球温暖化の影響でサンゴが失われることに強い危機感を抱き、さんご礁再生を決意した。私たちの活動によって、多くの人がサンゴの危機に気付いて、行動してほしい」と語った。