沈む沖ノ鳥島 サンゴで守れ 増殖計画スタート

abalone2007-06-14

沖縄県慶良間諸島
阿嘉島臨海研究所…
産まれ!w

沈む沖ノ鳥島 サンゴで守れ 増殖計画スタート

波による浸食などで水没が懸念される沖ノ鳥島(東京都小笠原村)でサンゴを増殖する水産庁の計画が動き始めた。同島で昨年採取したサンゴの卵が、沖縄県内の施設で稚サンゴに育ち、先月、第1陣が「生まれ故郷」に戻った。まだ研究段階だが、将来、事業として本格化すれば、サンゴの破片が積もって環礁内の陸地が増え、水没を防げると期待されている。

沖ノ鳥島は、東京の南南西約1740キロの太平洋上にあり、東西4.5キロ、南北1.7キロのサンゴ礁に囲まれている。中にある二つの小島の面積は合わせてわずか約10平方メートル。地球温暖化で海面上昇が進むと、200年以内に水没するとの試算もあり、日本が主張する約40万平方キロの排他的経済水域EEZ)の根拠がなくなってしまう。

 水産庁は、水産土木建設技術センターに研究を委託。沖縄県・慶良間(けらま)諸島にある阿嘉島(あかじま)臨海研究所(所長、大森信(まこと)・東京海洋大名誉教授)が技術協力した。

セラミック製の基盤に付着した稚サンゴは、直径4〜9ミリに成長。5月上旬、第1陣の6株が、沖ノ鳥島の海中に設けた増殖実験礁に運び込まれた。第2陣の9株も今月下旬、船で沖ノ鳥島へ向かう予定だ。

 同センターサンゴ種苗生産センターの中村良太・上席研究員は「この1年間の試行錯誤の成果を生かして、今年は数万株単位での稚サンゴ育成に挑戦したい」と話している。

http://www.asahi.com/life/update/0613/OSK200706130031.html