サメ乱獲でホタテ危機 カナダの大学など研究

たかが鮫されど鮫?
水中でサメのどこを観ます?
サメってお好き?w
サメ乱獲でホタテ危機 カナダの大学など研究
シュモクザメやメジロザメといった大型のサメの数が、フカヒレ目当ての乱獲などで減少した結果、これらのサメが餌にしていた魚が増え、米国の東海岸でホタテガイなどが減る傾向にあることがカナダ・ダルハウジー大学などの研究で分かった。生態系の破壊の懸念からも欧州連合(EU)では個体数が減少しているサメを保護する機運が高まっており、日本のサメ漁への影響も出そうだ。
同大学の故ランサム・メイヤーズ博士らは、メジロザメやアカシュモクザメなど12種類の大型のサメと、それらのサメが餌にしているエイや小型のサメなど14種類の魚についてのデータを集め、最大35年間の個体数の推移を調べた。
大型のサメのうち11種類は1970年から90年までに個体数が急減、その後も横ばい状態が続いている。これに対し、大型のサメが食べている魚は、12種が大型のサメの減少と逆のカーブを描いて個体数が増えていることが分かった。
エイなどの数が増えた海域ほど、その餌のホタテガイやカキなどが減る傾向にあることも分かり、大型のサメが減ったことが、ホタテガイなどの減少と関連していると考えられた。
グループによると、大型のサメはヒレ目当ての乱獲や漁業での混獲により、過去30〜50年間に世界各地で個体数が急減。中には50年から90年ごろまでの間に90%近く減った種もある。
グループは「サメなどの大型の魚が減ることによる連鎖的な生態系の破壊が、ほかの海域でも起こっている可能性がある」と指摘した。
一方、EUはサメが減っているとの指摘を受けて、6月にオランダで開かれるワシントン条約の締約国会議に、「軟骨ががんに効く」などと宣伝されたこともあって個体数が減少しているアブラツノザメなど2種類を、条約の規制対象種にしようと提案する。
専門家の間では、サメの国際的な資源管理の仕組みをつくるべきだとの声が高まっており、沿岸や沖合で多くのサメを漁獲し、輸出もしている日本にも影響が及ぶ可能性もある。
絶滅の恐れがある種のリストを作っている国際自然保護連合(IUCN)のソニア・フォーダム博士は「サメの生息状況は悪くなる一方で、減少傾向は明確なのに、国際的な漁獲規制などはまったく存在しない。サメ漁の規制は急務だ」と話している。
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/070414/shk070414000.htm